今回選んだのはゴーセンの“湘南キス”です。
メーカーのHPに直接の商品ページがなかったのですが、カタログページはこちらです。
今回はバラ針で、100本入りの商品です。
概要
まずはパッケージの画像です。
うたい文句は特に書かれていませんでした。
全長など
バラ針ですので、針サイズのラインナップを紹介します。
鈎 |
5号 |
6号 |
7号 |
8号 |
9号 |
各サイズとも茶色・赤色・金色の3色がラインナップされています。
一般的に茶色や黒は目立ちにくく景色に溶け込む色なので、エサを大きくつけたほうが良いです。赤は濁り時、金色は澄んでいるときにアピール効果が強いといいます。そのあたりも選ぶポイントにしてみてください。
概要は以上です。
製品一覧(メーカーHP)
バラ針
形状
では形状を見てみましょう。
軸の長さは違いますが、曲げ部分の形状はがまかつの“キススペシャル”や“競技キスSP”に形状が似ています。
こういったバラ針は、針そのものの仕様も大事ですが、ハリスとの結びやすさも大事なポイントになります。軸が長いということもあり、針とハリスを結ぶのに慣れてない人でもやりやすいかもしれないですね。
大きさ
サイズを見てみましょう。
長さ:14.2mm
幅:4.6mm
張り出し:2.0mm
です。
先に比較としてあげたがまかつのキススペシャルや競技キスSPと比べ、やはり長さがありました。
ひねり
ひねり具合を見てみましょう。
先曲げ付近からひねりが入っていました。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:21度
針先拡大
最後は針先拡大画像です。
鋭い針もあれば少し歪な針先もありますね。
軸を見てみましょう。
丸軸ですね。
ただ、全体的に凸凹が多く見える感じがします。表面の塗装も問題というよりも素材そのものが凸凹になっている感じでしょうか。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
今回はバラ針を取り上げてみたのですが、私はバラ針から作る仕掛けにいい思い出がありません。作ったことがないわけではないのですよ。ただ、ハリスを結ぶのにやたら時間がかかり、挫折しました。
湘南キスは長軸ですが針の形状としてはシンプルな袖針でしたね。
ゴーセンというメーカーは糸を作るメーカーという印象しかなかったので、針そのものが出ているとは知りませんでした。きっとすごいこだわりがある針なのだろう、という思いで針先を見たので凸凹が多かったという点が少し残念でした。
しばらくバラ針を取り上げるので、久しぶりに自分好みの仕掛けでも作成してみようかな。
コメント