※現在発売終了となっている商品です。
今回は糸付き針で、がまかつの“シロギスファイン”です。
生産終了の商品ですが、この針を使った商品で50連結仕掛けとバラ針があります。
ハリス付き針50本入りです。
概要
まずはパッケージの画像です。
うたい文句を見てみましょう。
半ヒネリで素早い掛かり!
優れた貫通力と確実に取り込めるキープ力!
硬質ハリスエステル15cm付
高強度素材鈎先長持ちA1
です。
メーカーHPにある記載は下記の通りで、みっちり書いてあります。
シロギスの投げ釣りでは、スムーズな吸い込み性と、ガッチリと鈎掛かりさせる貫通力。そして遥か沖からの引き寄せ、パワーのある波に揉まれても外れず確実に取り込めるキープ力が必要です。またロングディスタンスの引き釣りでは、繰り返される砂底との摩擦に打ち勝ち、初期の性能が持続する耐久性が求められます。更にトーナメントでは、限られた時間を無駄にしないため、強引な鈎はずしでもびくともしない強靭性も欲しいところ。アタリの数だけ取り込みたい、投げキストーナメンターの夢を、「A1」素材との出会いによって、また一歩理想に近づけました。 |
A1という素材が初めて出てきましたが、がまかつに過去出てきたナノスムースコートとは違うようですね。
全長など
バラ針ですので、針サイズのラインナップを紹介します。
鈎 | 線径 | 針重量 | ハリス |
3号 | 0.30mm | 7.0mg | 0.8号 15cm |
4号 | 0.33mm | 8.9mg | 0.8号 15cm |
5号 | 0.35mm | 10.0mg | 1号 15cm |
6号 | 0.37mm | 13.0mg | 1号 15cm |
7号 | 0.39mm | 15.0mg | 1.5号 15cm |
8号 | 0.41mm | 18.0mg | 1.5号 15cm |
今までで一番小さい3号という大きさが存在しています。
概要は以上です。
製品一覧(メーカーHP)
仕掛け
バラ針
形状
では形状を見てみましょう。
ササメの“競技キスSP”と形状が似ています。
ただ、針先がチモト側ではなく、少し開いている感じがあります。喰ってもらえさえすればすぐ掛かりそうな形状ですね。
こういった針先が外に向いている針は、掛かりやすいかもしれないですが、引っ張ったときに針先が更に外に向くので深くまで刺さりにくいという印象があるのですが、実際のところはどうでしょうか。
大きさ
サイズを見てみましょう。
長さ:11.0mm
幅:4.3mm
張り出し:2.3mm
です。
かなりの短軸の針です。
長さが短いので幅がある感じがしましたが、幅はそこまで広くはなかったです。
ひねり
ひねり具合を見てみましょう。
ひねりが入っていましたが、記載通り半ヒネリです。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:34度
針先拡大
最後は針先拡大画像です。
非常に鋭いですね。すぐにでも刺してみたい針先ですw
軸を見てみましょう。
傷みたいな凸凹は少しありますが、きれいな丸軸のような感じがします。
A1素材が今までの素材とどう違うのかわかりませんが、きっと出来の良さは素材のせいなのでしょう。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
針先が若干開いていて小さい針ということもあるので、飲ませて喉奥に掛けるような針なのでしょう。もしかしたら深くまで刺さらないかもしれないですが、喉奥に掛かればそんなに簡単に外れないでしょうし、意外とアリな形状なのかもしれないですね。
A1素材についてですが、がまかつのHPに丁寧に違いが書かれていました。こちらをご覧ください。他にもたくさん説明がありますので、読んでいて楽しいですよ。私が最近使っているがまかつ“競技キスSP”は、T1素材の針のようです。
今回取り上げたハリス付き針は随分前に手に入れたものです。まさか発売終了しているとは思っていなかったのですが、昔から追加針として使用していました。あらかじめチチワを作っておけばいいのですが、釣り場で作るのが面倒なため、チチワがあらかじめついている“キススペシャル(キス名人の素)”に切り替えていった記憶があります。
当時は適当な投げ竿にガリガリ音がするリール使っていた頃なので針にもこだわりがなかったのですが、釣れたのか釣れなかったのかすら覚えていない針です。
また使ってみたいと思います。
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