前回お伝えしたとおり、流線型の針いってみましょう。
今回はがまかつ“赤はぜ(キス)”です。
メーカーのHPはこちらです。
糸付きのバラ針です。
概要
まずはパッケージの表裏の画像から見てみましょう。
うたい文句は以下の通りというか、書いていませんでした。
メーカーのHPの記載は下記のとおりです。
キス、ハゼの好む「赤鈎」でエサが刺しやすく非常に吸い込みの良い形状です。手軽にちょい投げで釣りを楽しむのに最適の糸付鈎です。 |
全長など
こちらも45cmのハリスが付いていて、このまま一本針で使うことを想定している仕掛けのようです。
もしくは短く切って追加針として使うか・・・
針サイズのラインナップを紹介します。
鈎 | ハリス |
6号 | 1号 45cm |
7号 | 1号 45cm |
8号 | 1号 45cm |
9号 | 1.5号 45cm |
10号 | 1.5号 45cm |
11号 | 2号 45cm |
概要は以上です。
製品一覧(メーカーHP)
糸付きバラ針
バラ針
形状
それでは形状を見てみましょう。
前回のファミリーキス・ハゼと比べるとチモトから腰曲げまでの曲がり方が若干違う感じで、同じがまかつの“投専用キス”などに近いかもしれません。
大きさ
長さ:14.3mm
幅:4.3mm
張り出し:1.9mm
です。
針先が少し外側に開いているせいか、流線型の中でも針の長さのわりに張り出しは大きめです。
ひねり
ひねり具合を見てみましょう。
こちらもひねりはまったく入っていないようです。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:17度
針先拡大
最後に針先の拡大画像です。
滑らかですらっとしていて、きれいな針先だと感じました。
軸も見てみましょう。
こちらは丸い軸でした。
四角い軸は平打ちと言って強度があるらしいのですが、個人的にはこういった丸い軸でも問題ないと考えています。
根掛かりしたり、飲み込まれた針を外すために引っ張ったりしなければ、軸の強度は釣果に影響しないでしょうし。
強度が必要なのは軸よりも針先端かな、と思っています。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
こちらも糸付きバラ針で、他の仕掛けセットなどが存在しないことを考えると昔ながらの針なのでしょう。
針の名前に“はぜ”がついているので、本来ははぜ狙いの仕掛けとして作られたのでしょう。
はぜはキスと比べて捕食時の吸い込み方が小さいと言われています。
喉奥に掛かるというよりは口元に掛かるのでしょうね。なので針先を外側に向けて掛かりやすくしているのだと思います。
活性が低いときのキスにも使えるかもしれないので、試しに使ってみたいと思います。
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