今回はダイワの“SSV投魂T-3”を取り上げてみましょう。
メーカーのHPはこちらです。
バラ針100本です。
概要
まずはパッケージの画像です。
うたい文句を見てみましょう。
素早く刺さるオープンゲイブ小型の数狙い!
外出し針先と深いフトコロで連掛けでもバラシが少ない形状
強度・耐久性に優れたスーパーハイカーボン素材使用
開きに対して強度アップをはかった平打ち加工
小型+魚影濃い+引き釣り
小型の数釣り
小針で数釣りに適した設計。エラにひっかかりやすい針先形状。
掛かりの速さとバレにくい深いフトコロを両立
掛かり抜群 高強度スーパーハイカーボン素材使用
SaqSas驚異の貫通力
SaqSasとは針表面のフッ素系特殊プレーティングのこと。従来の塗装に比べ約20%(当社比)貫通性能UP!驚異の貫通力を体験してほしい。
です。こちらも、パッケージにお勧めのシチュエーションが書いてあり、参考になります。
メーカーHPにある記載は一言でした。
外出し針先と深いフトコロで遠投でもバラシが少ない形状。 素早く刺さるオープンゲイプ。魚影が濃い場合の小型の数狙いに最適。 |
全長など
バラ針ですので、針サイズのラインナップを紹介します。
鈎 | 線径 |
4号 | 0.30mm |
5号 | 0.33mm |
6号 | 0.37mm |
7号 | 0.39mm |
T-3は8号がないようです。
概要は以上です。
製品一覧(メーカーHP)
バラ針
形状
では形状を見てみましょう。
狐型と流線型が合わさった形状の針です。
イケ先が外側を向いていて、T-1のような針先です。外出しにして針掛かりさせやすくしているのがわかります。ただ、針先の向きとチモトの角度が浅いので引いた時にも針掛かりしてくれそうな形状です。
大きさ
サイズを見てみましょう。
長さ:11.8mm
幅:4.2mm
張り出し:2.0mm
です。
飲み込ませて掛ける、という要素もありそうですね。
ひねり
ひねり具合を見てみましょう。
T-1、T-2と同じくひねりは入っていませんでした。
外出し形状ですし、ひねりはなくても問題ないということでしょう。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:25度
針先拡大
最後は針先拡大画像です。
T-1、T-2と同じくこちらも針先は鋭そうです。ただ、カエシの反対側になぜか凹みがありますが、これはどういう効果があるのでしょうか・・・
軸を見てみましょう。
平打ちもきれいに処理されています。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
T-1、T-2、T-3と取り上げましたが、とりあえず3つの針を並べてみましたので、ぜひご覧ください。
T-4は6号サイズの針がないためスルーしますw
ちなみにT-4のうたい文句は、
大型キスでも安心のシワリ針先と深いフトコロでバラシにくい形状。 遠投でもバラシにくいシワリ針。魚影が濃く、サイズも大型の時の数狙いに有効。 |
T-3は流線形状気味ですので、掛かりやすさはT-1と比べると落ちるような気がします。ただ深くまで刺さりやすそうですので、活性の良いときはいいのかもしれませんね。
今回ダイワの投魂シリーズを調べてみて関心したのは、「どういったシチュエーションに適している針なのか」というものをメーカーがわかりやすく記載している点です。本当にその通りかどうかは別にして。
今まで様々なキス針(仕掛け)のうたい文句を見ていて、「掛かりやすくバレにくく、数釣りもできるし活性が低いときに強い」と、全てがいいように書かれているような気がしました。
これを参考にして自分なりにシチュエーションに適した針を模索してみたいと感じました。
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