ササメの“キステック”を取り上げます。
次回は同じくササメの“アスリートキス”を取り上げる予定です。同じメーカーの狐型同士の比較ができると思います。
メーカーのHPはこちら。
3本針2セット仕様です。
概要
パッケージの表裏の画像からです。
キステックのうたい文句はこちらです。たくさん書いてありました。
1匹を獲る事に細部までこだわった競技対応キス3本仕掛け!!
超合金サイバーメタル
テクニカルフック
速攻貫通!バレ激減!
バレの少ない!半ヒネリ
チモトを向く鈎先貫通力抜群!
この距離が掛かったキスを逃がさない!
深いフトコロ!ディープキープエリア
秋田キツネの貫通力を超える《超貫通性能》に、掛かったキスをバラさない《超キープ力》を融合させ、新たに設計したのが、このキステック。
抜群の掛かりを実現しながら鈎外れを防ぐ斬新な形状は、まさにキスの数釣りフックの理想形。あらゆる状況で貴重なプラス1匹をモノにできるトーナメント対応フックです。
ピンクホンテロンハリス
です。
ササメの“競技キスSP”のパッケージには仕掛けのセット例しか描いてなく、うたい文句は何も書かれていなかったのに、この差は何なんでしょうか。
次に取り上げるアスリートキスもたくさん書かれていましたのでお楽しみに。
メーカーのHPに記載は下記の通り。
3本鈎遠投仕様。競技ビーズのアピールが効く! |
全長など
仕掛けの詳細はこちら。
全長は130cm+35cm+37cmで202cmですが、パッケージには2.0mと記されています。
針サイズ毎のスペックはこちら。
3本仕掛け | 線径 | 針重量 | ハリス | モトス(幹糸) | 枝間 | 全長 |
4号 | 0.33mm | 9.0mg | ||||
5号 | 0.37mm | 12.0mg | 1号 3cm | 1.75号 130cm | 35cm 37cm | 202cm |
6号 | 0.39mm | 15.0mg | 1号 3cm | 2号 130cm | 35cm 37cm | 202cm |
7号 | 0.41mm | 18.0mg | 1.2号 3cm | 2号 130cm | 35cm 37cm | 202cm |
8号 | 0.46mm | 25.0mg | 1.2号 3cm | 2号 130cm | 35cm 37cm | 202cm |
9号 | 0.48mm | 30.0mg | 1.5号 3cm | 2.5号 130cm | 35cm 37cm | 202cm |
概要は以上です。
製品一覧(メーカーHP)
仕掛け
バラ針
形状
では形状を見てみましょう。
“腰曲げ”と呼ばれる部分の曲がりが結構急ですね。
フトコロも大きく感じます。
針先の向きも自然な感じですね。
ビーズ仕様でしたので、ビーズも見てみましょう。
大きさ
サイズを確認してみましょう。
長さ:12.2mm
幅:4.3mm
張り出し:2.0mm
です。
ひねり
ひねり具合を見てみましょう。
今までのひねりと比べると少しひねり方が少ない感じです。これがいわゆる半ヒネリというものです。
フトコロが大きい分、ヒネリを少なくして吸い込みやすくしているのでしょうか。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:14度
針先拡大
最後に3本の針先拡大画像です。
針先は細くきれいにすっと伸びているのですが、今までの針先と違い下記の右側の画像で記すような感じになっています。
また、カエシが鋭そうな印象です。
サイバーメタルという特徴なのか、先に取り上げたササメの“競技キスSP”と比べてサラサラしています。
画像で見る限りシマノの“攻めキス”“掛けキス”の材質に近い感じがします。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
正直ササメの針はキス釣りではあまり使っていなかったのですが、拡大画像を見てみたあと評価が変わり、使ってみたくなりました。
サイバーメタルという材質のせいか鋭そうですし、細軸で、刺さりがよさそうです。
約2mの仕掛け全長ですので、普段9.2f(約2.8m)のシーバスロッド使っている私は取り込みが大変そうですが、良型キス狙いにはもってこいかもしれません。
アスリートキスとの比較も楽しみにお待ちください。
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