最初に選んだ針はオーナーの“キスR”です。
メーカーのHPはこちら。
3本針2セット仕様を撮ってみました。
概要
まずは表裏のパッケージから。
キスRのうたい文句がこちらです。
鈎が違う!
吸い込みの良い軸のフォルム
鋭先を持続する高耐久素材
絶妙なヒネリ
フトコロの“R”がキスをホールド
食い込みのいい新フォルム
従来の「キツネ型」の角張りをマイルドにしたスリムフォルム。ナチュラルな吸い込み感です。
素材は「カーボン80」
PEでの向こうあわせに最適な素材、高靭性の「カーボン80」を選択。スプリング効果でキスが勝手に掛かります。
フトコロのRはバレ防止
バレ防止に定評のある「丸セイゴ」のフトコロ機能を、引き釣り専用にチューン。微妙な「R」が連掛け時のバレやハズレを防ぎます。
幹糸・ハリス素材に注目
特別オーダーの「ソフト加工ナイロン」を幹糸に使用。ハリスには張りがあり、クセの取れやすいエステル素材を選択しました。トラブルを減らし、投入数を伸ばせます。
以上です。
メーカーのHPにも書かれていました。
どんな場所でも万能の3本鈎。近投・遠投全てOK。幹糸砂ズリなし、4cmハリスで喰いと飛距離を両立させました。また、幹糸は、自然に漂う新開発「ソフト幹糸」採用。 |
全長など
今回準備した“3本針2セット仕様”の仕掛けの長さを見てみましょう。
仕掛けの全長は110cm+30cm+35cmで175cmとなります。
数ある3本針仕様の中では普通の長さですので、初心者から上級者にも向きますし、シーバスロッドのような釣竿でもギリギリ扱える長さですね。
針サイズ毎のスペックはこちら。
3本仕掛け | 線径 | ハリス | モトス(幹糸) | 枝間 | 全長 |
5号 | 0.37mm | 0.8号 4cm | 2号 110cm | 30cm 35cm | 175cm |
6号 | 0.39mm | 1号 4cm | 2号 110cm | 30cm 35cm | 175cm |
7号 | 0.41mm | 1号 4cm | 2号 110cm | 30cm 35cm | 175cm |
8号 | 0.435mm | 1.5号 4cm | 2.5号 110cm | 30cm 35cm | 175cm |
9号 | 0.46mm | 1.5号 4cm | 3号 110cm | 30cm 35cm | 175cm |
概要はこんなところでしょうか。
製品一覧(メーカーHP)
仕掛け
バラ針
形状
では実際に針を見てみましょう。
シンプルな狐型と言っていいのではないでしょうか。軸の部分が長いですが、きれいな弧を描いていて、針先の向きも自然な感じです。
大きさ
大きさがわかるように方眼紙の上で撮ってみました。
方眼紙のマス目は1mm刻みです。
長さ:12.4mm
幅:3.7mm
張り出し:1.6mm
です。
幅が細身で吸い込みやすそうです。
ひねり
次はひねりの感じです。
キスRは少しひねってあります。
一般的にはひねってあることによって、掛かりやすいと言われます。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:13度
針先拡大
それでは私が一番調べてみたかった針先の拡大画像を見てみましょう。
製品にバラツキがあるといけないので、3本撮ってみました。
先端はなだらかに尖っているので刺さりやすいのかもしれません。
針先だけでなく軸の部分も拡大してみました。
特に気になる凸凹などはありませんでした。
後で紹介する針の中には、なだらかになっていない針もありましたし、金属部分が滑らかではなくザラザラ(?)している印象の針もありましたので、この辺りはぜひご注目いただければと思います。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
キスRを一番最初に取り上げたのは、私が一番愛用しているからです。ふところが狭く、キスが吸い込みやすそうな形状だと信じて使っています。
数釣りの際も良型狙いの際も使っています。
以前私は3本継の4mを超える投げ専用の竿でキス釣りをしていましたが、最近はシーバスロッドを多用しています。3m弱の竿でも振り切れる175cmという仕掛け全長なので、ちょい投げする人にはおすすめです!
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