今回もバラ針で、がまかつの“F1キス”です。
メーカーのHPはこちらです。
バラ針90本です。
概要
まずはパッケージの画像です。
うたい文句を見てみましょう。
高強度・高靭性 トーナメントグレード
競技派
鈎先が傷みにくい強靭素材
ヒネリ効果で素早い掛かり
です。
メーカーHPにある記載は下記の通り。
エサの付けやすさ、ズリ落ち防止、吸い込み、掛かりなどあらゆるシーンを見直して設計しました。ほどよい「ヒネリ」を加えたオープン気味の鈎先はエサを付けやすく、鋭角なフトコロ形状によってエサのホールド性を高めています。さらにエサとともに鈎をキスの口中に高確率で吸い込ませます。また弓状の軸はエサをより長く自然な形に保ちます。引き釣りでは鈎先の摩耗が気になりますが、「トーナメントグレイドワイヤー」素材は長時間鋭利な鈎先を保ちます。 |
うたい文句だけ見ると非常に良さそうな印象ですね。
全長など
バラ針ですので、針サイズのラインナップを紹介します。
鈎 | 線径 | 重量 |
3.5号 | 0.35mm | 9.5mg |
4号 | 0.35mm | 10.0mg |
5号 | 0.37mm | 12.0mg |
6号 | 0.39mm | 14.0mg |
7号 | 0.41mm | 17.0mg |
8号 | 0.46mm | 25.0mg |
3.5号という今までない小数点の号数が存在しています。
概要は以上です。
製品一覧(メーカーHP)
仕掛け
バラ針
形状
では形状を見てみましょう。
狐形状ですが、腰曲げが強く、フトコロが大きそうな感じの形状です。
大きさ
サイズを見てみましょう。
長さ:12.2mm
幅:4.2mm
張り出し:1.5mm
です。
フトコロが広いわりに長さが短い感じです。
そして、記載されてはいませんが、軸が細く感じます。
ひねり
ひねり具合を見てみましょう。
ひねりが入っていました。腰曲げのあたりからひねりが入っているようです。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:25度
針先拡大
最後は針先拡大画像です。
非常に鋭い感じです。
そして、作りがきれいで、ザラザラ感がほとんどないなさそうです。
軸を見てみましょう。
平打ちされた軸ですね。
一言で言うと、非常にきれいな素材です。
同じがまかつの“競技キスSP”もそうでしたが、無駄な凸凹がないですね。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
ちょっとべた褒めしていますが、それくらい使ってみたいなと思う針でしたね。
針の素材でもある「トーナメントグレイドワイヤー」の影響なのか、細くても強靭なのでしょう。そして針先も鋭さも考えると非常に刺さりやすそうな素材なのが見てわかります。
バラ針でそんなに全長が長いわけではないので、ハリスを結ぶのが大変かもしれないですね。
ただ、今回選んだのはバラ針ですが、50連針仕様のF1キスも発売されています。
そちらの方が仕掛けを作るのが簡単ですので、F1キスに興味ある方はそちらもどうぞ。
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