初めてキス釣りをする方のために、キス釣りで使う道具について私の観点で述べていきたいと思います。
キス釣り道具
必ずいるもの
竿:竿です。
ライン付きリール:仕掛けを回収するために使います。
錘と天秤:錘は遠くへ飛ばすために使い、天秤は針掛かりをよくするために使います。
仕掛け:糸や針のセットです。当サイトで様々な針を詳しく説明しています。
エサ:生エサの方が圧倒的に釣果はいいですが、キス釣り用のソフトルアーもあります。生エサはジャリメ(石ゴカイ)、青イソメ、チロリが一般的です。
ハサミ:ラインを切ったりエサを切ったり、何かと必要です。錆びやすいですが最初は100均で売っている糸切りバサミでもいいので準備しましょう。
クーラーボックス:キス一匹のサイズは20cm前後ですので、そんなに大きくなくても大丈夫です。行く人数や保冷剤の量にもよりますが、最初は発泡スチロールでもいいので7L(500mlペットボトル5本~6本入るサイズ)程度でもいいと思います。
保冷剤:クーラーボックス内の釣った魚を冷やすだけでなく飲み物など冷やせるので準備しましょう。最初は100均のでもいいと思いますが、保冷力が弱いのでクーラーボックスの大きさに合わせて何枚か準備しておくといいでしょう。
袋:魚を入れたりゴミを入れたりするので、コンビニの袋でいいので2枚以上持って行きましょう。
ライフジャケット:キス釣り程度なら砂浜や堤防ですが、釣り人として必須なものです。
あった方がいいもの
紐付きバケツ:海水を汲んで手を洗ったり、釣った魚をしばらく入れておいたりするのに使います。
予備の仕掛け:根掛かりしたりフグに喰われたり絡まったりするので、最低2つくらいは予備の仕掛けは準備したいです。こだわりが出てくると釣り場や釣り方を変えるすることがあるため、複数の形状の針やサイズを持つようになります。
予備の天秤:投げ損じてラインが切れてしまうこともあるため、最低1つは予備の天秤を持っておいた方がいいです。釣り場や釣り方によって相性のいい天秤形式があるため、複数の種類の天秤を持つようになります。
予備のサルカンなど:ラインが切れてしまったりしたときに補修で使うので2つくらい持っていた方がいいですが、使い終わった仕掛けに付いているのを捨てずにストックしておけばいいでしょう。
タオル:汚れた手を拭いたり、汗を拭いたりと、何枚かあると便利です。
ウェットティッシュ:釣りの最中だけでなく釣りが終わったときにもあると便利です。
飲食物:水分補給は忘れずに。
なくてもいいけどあると便利
エサ入れ:釣具屋で購入したエサは透明なプラスチックに入っていて、日差しや熱に強くありませんし開け閉めが大変です。木でもプラスチックでもいいのでエサ箱があると便利です。
フィンガープロテクター:右手人差し指に被せる特殊なグローブです。飛距離を出そうとフルスイングした際にラインで指を切ってしまわないようにするために必要です。一度グローブを忘れてしまったとき、車の中にあったマスキングテープを人差し指にグルグル巻きにして代用しました・・・
竿立て:エサを付けるときや釣れた魚を外すとき、堤防や岩場であれば竿を置いても砂まみれにはなりませんが、砂浜で釣る際は必須です。リールに砂が付着するとギア部分が壊れたり、スプールの縁が傷ついて使い物にならなくなります。もし忘れてしまった場合は流木を組み合わせて竿立てを作った方がいいでしょう。
チカラ糸:天秤に結ぶ部分の強度を確保するための糸。超遠投する際はあった方がいいです。
ソフトルアー:釣れているのに生エサがなくなってしまい納竿となるのは悔しいですので、キス釣り用のソフトルアーを数本持っておいてもいいかもしれません。
針はずし:針を飲み込まれてしまったときに使うと便利ですが、キスであれば左右のエラ部分を強く押すと口が開き、外しやすくなります。
フィッシュグリップ:コチやエイ、ゴンズイ、ウミケムシなどが釣れた場合、トゲがあったり危険な魚を押さえつけるのにあると便利です。フィッシュグリップを持っていない場合、コチはただのトゲなのでタオルなど代用してもいいと思いますが、触ると危険な魚の場合は諦めてラインを切った方がいいです。
プラスチックの小物入れ:ハサミや予備のサルカン、針はずしなどを入れておくボックス。100均で自分に合ったものを揃えてもいいと思います。
懐中電灯:早朝深夜の釣りであれば必須です。手に持つタイプだけでなく、地面に置くランタンタイプのLEDライトや頭に付けるヘッドライトも重宝します。
椅子:ちょっとしたときに腰掛けられると楽です。強度のあるクーラーボックスであれば代用してもいいでしょう。
サングラス:紫外線をカットさせるだけのサングラスよりも、“偏光グラス”であれば海面のギラギラも抑えられます。普段のドライブでも不快な光を防げるので持っていてもいいかもしれません。
帽子:日焼け防止や熱中症防止にもなります。首の後ろをカバーしてくれる帽子が一番いいです。
日焼け止め:2、3時間ならともかく、一日ずっと日に当たっていると大変な目にあいますので、念のため準備しておいた方がいいでしょう。
虫除け:釣り場まで歩いている最中に虫に食われることがあるため、気になる人は持っておいた方がいいでしょう。
ウェーダー:水中まで入って行けるように腰や胸まで伸ばした長靴のこと。砂浜で少しでも飛距離を出したい人は準備しておいてもいいかもしれません。
ライター:PEラインの結束時に使ったりしますが、FGノットなどの複雑な結び方しない人は必要ありません。
PEコーティングスプレー:PEラインにスプレーしておくことでラインの表面が滑らかになり、飛距離アップにつながります。
お勧めの竿とリール
釣りはまったくの初心者で、ハマるかどうかわからないが、一回キス釣りをしてみたい
ちょい投げセットの竿とリール
まずは安く始めるでいいと思います。
釣りは初めてだが、今後いろんな釣りをしてみたいが、まずはキス釣りをしてみたい
シーバスロッド(硬さMかML:錘負荷28gとか40g)長さは8.6f~10.0fくらい+2500番~3000番くらいのスピニングリール+PEライン1.0号~1.5号(150m以上巻いてあるもの)
【天秤仕掛け釣り】ハゼ、カレイなど
【メタルジグを使った釣り】イナダ、サワラなど
【ルアーを使った釣り】シーバス、ヒラメなど
【フックを使った釣り】アイナメ、ソイ、カサゴ、キジハタなどのロックフィッシュ
【エギを使った釣り】アオリイカなど
以上の釣りも(ギリギリ?)することができますので、キス釣りをきっかけにさまざまな釣りをしてみるのもいいと思います。
既に他の釣りをしているが、キス釣りもしてみたい
海釣り用の竿であればよっぽどの竿でない限りキス釣りにも使えます
リールはよっぽどの小さいスピニングリールでなければそのまま使えます
キス釣りに慣れてきてから3.5m以上の投げ竿を揃えてもいいと思います。
私見が入った説明になってしまいましたが、キス釣り初心者の方も参考にしていただければ幸いです。釣りに慣れてきたらその魚種に合った道具を揃えていくのでもいいと思いますよ。
管理人KYP
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