3本針仕掛け以外のリクエストがあったため、今回は1本針仕掛けを取り上げてみます。
ダイワの“スピード”です。
メーカーのHPはこちら。
1本針4セット仕様です。
概要
まずはパッケージの画像です。
うたい文句はこちらです。
Saq Sas
驚異の貫通力
DsmartsRig
手軽にキス釣りが出来るリグ
ハリス50cmで使いやすい
驚異の貫通力サクサス
Dsmartsアームシンカーを使うことで、さらに釣果アップ
以上です。
他には天秤使用例が描いてあります。
メーカーのHPに記載されている文章は下記の通りです。
扱いやすいナイロンハリス50cm付きの1本針仕掛け。 ハリ形状は吸い込みが良いキツネ針形状の早掛けタイプ「スピード」と、フトコロが深くバレにくい競技キス形状の「マルチ」の2種類をラインナップ。 “驚異の貫通力”SaqSas仕様でさらに刺さり性能が向上。 スナップスイベル付きで接続も簡単。「ディースマーツ アームシンカー」と併用するとさらに効果的。 |
全長など
仕掛けの詳細はこちら。
全長は50cmです。
針サイズ毎のスペックはこちら。
鈎 | ハリス | 全長 |
5号 | 0.8号 | 50cm |
6号 | 1号 | 50cm |
7号 | 1号 | 50cm |
一本針と言うこともありモトスとハリスの境目がなく、天秤から一本の針が出ているという、少し変わった特徴の仕掛けです。
概要は以上です。
製品一覧(メーカーHP)
仕掛け
形状
では形状を見てみましょう。
形は意外とよく見る狐形状でした。
特にクセもなさそうで私的には好印象です。
パッケージには書かれていませんでしたが、柔らかい材質の発光玉が付いています。
大きさ
1mmの方眼紙でサイズ見てみましょう。
長さ:13.8mm
幅:4.4mm
張り出し:1.0mm
です。
約13.8mmで、狐針の中では比較的大きいほうかもしれないです。
軸は長めですので、エサを付けるのは簡単そうですね。
ひねり
ひねり具合を見てみましょう。
ひねりは入っていませんでした。
今までの経験上、狐針や流線針にはひねりが入っていることが多かったのですが、喉奥で掛けるというよりも口元にうまく掛けてあげるような針になるのでしょうか。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:4度
ほとんど角度がないため、掛かりさえすれば深くまでしっかり刺さってくれそうな形状です。
針先拡大
最後は針先拡大画像いってみましょうか。
針先はきれいな鋭さでしたが、イケ先が短く感じます。
素材は良さそうで、シマノの針を思い浮かべました。
軸を見てみましょう。
軸の作りもきれいで、精度が良さそうな雰囲気です。このあたりもシマノの素材に近いと感じますね。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
追加針でもなく一本針仕掛けということで、私は全く縁がない仕掛でした。
50cmではなく、せめて80cmくらいあれば使ってみたいのですが、キス釣りで一本針仕掛の需要ってどれくらいあるのか気になります。
針自体は非常に良い作りだと思いました。先にも述べましたがシマノの針に材質が似ているのですが、軸が長くて比較するとエサ付けが非常に楽そうです。
が、実はこのスピードと次に投稿する予定のダイワの“マルチ”ですが、写真を撮るのに非常に苦労しました。
今まで数多くの針の写真撮ってきましたが、なぜか難しくて時間が掛かる・・・
いろんな要因を考えた結果理由がわかりました。
それが実際の釣りで「致命的な欠点」になってしまうのですが、詳細は次の投稿で。
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