先回告知した通り、ササメの“アスリートキス”を取り上げます。
同じササメの狐型です。
メーカーのHPはこちら。
いつも通り3本針2セット仕様です。
概要
パッケージの表裏の画像です。
アスリートキスのうたい文句はこちらです。キステックと同じくたくさん書いてありました。
キスを極める、トップアスリート達へ。
一匹を確実にモノにする為に!フックはもとよりラインの選定から、枝長、枝間、全長・・・全てがまさに【勝ちに行くスペック!】
攻めながら、守るフック!
半ヒネリでバレ減少!
抜群の刺さり!外へ攻める鈎先
掛かったら守る!キスキープエリア
超合金サイバーメタル
炭素量を従来品と比較し約20%増やし、プラス8種類の化学成分を練り込むことにより、粘りを保ちつつ、耐摩耗性を飛躍的にUPさせました。底をズルズルと引きずってくるこの釣りこそ、耐摩耗性が一番重要とされています。できるかぎり新品の時の鈎先を長時間保ちたい方へ、最適の素材です。
幹糸フロロカーボン100%
糸の比重が高い為、仕掛が海底で安定し、喰わせる状態をキープ!
ハリスホンテロンイエロー
カラミが少ない定評のキス釣りハリス。蛍光色でキスが寄る!
3本針遠投
ポイントが遠い時は鈎数を減らす事により遠投が可能になります。また、シモリ周り等、根掛かりの多いポイントを攻める時にも有効。
です。
とにかくアピールしようという心意気が伝わってきますね。
メーカーのHPの記載は下記のとおりです。
鈎数を少なくして、遠投が必要なときに最適です。 |
全長など
仕掛けの仕様はどう違うのでしょうか。
全長は110cm+30cm+30cmで170cmです。
標準的な長さです。初心者でも扱いやすいサイズですね。
針サイズ毎のスペックはこちら。
3本仕掛け | 線径 | 針重量 | ハリス | モトス(幹糸) | 枝間 | 全長 |
4号 | 0.33mm | 8.7mg(9.0mg) | ||||
5号 | 0.37mm | 12.8mg(12.0mg) | ||||
6号 | 0.39mm | 15.0mg(15.0mg) | 0.8号 3cm | 1.5号 110cm | 30cm | 170cm |
7号 | 0.41mm | 17.5mg(18.0mg) | 1号 3cm | 1.5号 110cm | 30cm | 170cm |
8号 | 0.46mm | 24.7mg(25.0mg) | 1.2号 3cm | 2号 110cm | 30cm | 170cm |
9号 | 0.48mm | 29.0mg(30.0mg) | 1.5号 3cm | 2.5号 110cm | 30cm | 170cm |
アスリートキスには4号と5号のバラ針はありますが、仕掛けはないようです。
概要は以上です。
製品一覧(メーカーHP)
仕掛け
糸付きバラ針
バラ針
形状
では形状を見てみましょう。
真っ先に目が行くのは、針先の向きでしょうか。
外側に向いていて、今までの針にはない特徴があります。
大きさ
サイズを確認してみましょう。
長さ:12.4mm
幅:4.4mm
張り出し:1.5mm
です。
ひねり
ひねり具合を見てみましょう。
半ヒネリということで画像の通り少しひねりはもちろんあるのですが、今までの針とは違う特徴があるのに気が付きました。
今までの針のひねりは、先曲げのあたりからひねられていました。
アスリートキスのヒネリは、腰曲げのあたり(赤丸の箇所)からひねりが入っています。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:15度
針先拡大
最後に3本の針先拡大画像です。
キステックと同じようにサラサラした素材のようですが、少し凸凹しているような気がします。
針先の向きは先ほども触れた通り外側に曲げられています。
また、がまかつの“ケン付流線”と同じように、軸が四角くなっています。こういった形状のものを“平打ち”と言います。
どういう効果があるのかは・・・私はわかりません。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
とにかく特徴のある針先を持つアスリートキス。
私は一回も使ったことがなかったのですが、たくさん書いてあるうたい文句の通り、きっと素晴らしい針なのでしょう。
使ってみたいような気はしています。
サイバーメタルの説明がパッケージに書いてありましたね。ネットで検索してもどこにも説明がなかったのでモヤモヤしていたのですが、粘りと耐摩耗性があるというのは砂浜釣りではとても大事ですね。
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