主要メーカーのキス針を一回ずつ取り上げたので、これからは気の向くままに選んでいきたいと思います。とは言え、何かしら関連付けさせたものを連続で上げていきたいと思っています。
では、ハヤブサの“秋田キツネ”いってみましょう。
メーカーのHPはこちら。
3本針3セット仕様です。
同じハヤブサの“競技用キス”の狐型バージョンという認識ですが、さっそく見てみましょう。
概要
さていつも通りパッケージの画像からです。
秋田キツネのうたい文句はこちらです・・・
硬質ハリスエステル
ハリスに超硬ライン「エステル」を採用。シャキッとした腰のあるライン特性がわずかなアタリも敏感にキャッチします。また、仕掛がからみにくくライントラブルも最小限に抑えます。糸ぐせが付いた場合でも、爪でしごくようにする事でまっすぐに戻ります。
競技用キスと全く同じ説明でした。
メーカーのHPに記載されていたのはこちらです。
吸い込みやすく、掛かりやすい「秋田キツネ鈎」を採用 小さなアタリも捉える硬質「エステル」ハリス仕様 |
全長など
今回準備した“3本針3セット仕様”の仕掛けの長さを見てみましょう。
仕掛けの全長は100cm+35cm+40cmで175cmです。
先日投稿したオーナー“キスR”と同じ長さでした。
こちらも3本針仕様の中では普通の長さですので、誰でもどんな釣り場でも使える長さですね。
針サイズ毎のスペックはパッケージに描かれていないので、メーカーのHPで調べてみました。
3本仕掛け | ハリス | モトス(幹糸) | 枝間 | 全長 |
6号 | 1号 3cm | 2号 100cm | 35cm 40cm | 175cm |
7号 | 1号 3cm | 2号 100cm | 35cm 40cm | 175cm |
8号 | 1.5号 3cm | 3号 100cm | 35cm 40cm | 175cm |
9号 | 1.5号 3cm | 3号 100cm | 35cm 40cm | 175cm |
概要は以上です。
競技用キスと比べ10号はないようです。また、ハリスと幹糸のサイズが一部太いです。
袖針と狐針で針の重量が違ったりするのでしょうか?いずれ検証してみましょう。
製品一覧(メーカーHP)
仕掛け
形状
では実際に針を見てみましょう。
針先もまっすぐ戻り、全く変哲もない狐型な感じです。
大きさ
大きさがわかるように方眼紙の上での画像です。
長さ:12.7mm
幅:4.5mm
張り出し:1.5mm
です。
ひねり
次はひねりの感じです。
全くひねりがないですね。みなさんの予想通り。
シンプルな狐型で、更にひねりもなし。「ザ・狐」です。
針先の向き
掛かったときに針先がどのような向きになるか引っかけてみました。
針先の角度:16度
針先拡大
それでは針先の拡大画像を見てみましょう。
先端はなだらかに尖っています。
軸も見てみましょう。
競技用キスと比べると軸の部分がきれいだったのですが、赤く塗ってある塗装自体が影響しているのでしょうか。
比較してみましょう。
針の摩耗
砂浜で引きずったときの針先の摩耗具合はこちらの検証で確認いただけます。
最後に
予想通り競技用キスの狐バージョンと言ってもいいと思います。
ただ、ひねりがない狐型ということは、刺さりやすさに影響あるかもしれないですね。
吸い込まれやすそうなので、合わせるのが上手な人はもしかしたら一番良い?
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